色がもたらす効果 メインカラーを何色にするか
- 2019.03.28
色がもたらす効果を耳にしたことがある方も多いと思います。
アメリカの刑務所で、ピンク色に塗られた壁を監獄や少年院、そのほかの更正施設で使用したところ、それまで体罰や鎮静剤でしか鎮めることができなかった収監者たちから暴力的・攻撃的行為の発生が激減したそうです。
アメリカの囚人服といえば「オレンジ」を思い浮かべる方も多いと思います。
一般的に「暗闇で目立つから」「認識しやすいから」オレンジが使用されているようですが、近年この「オレンジ」のツナギがクールなものであるという認識が広がったため、白と黒のストライプを採用することもあるようです。
このように色には無意識的な認識と意識的なイメージがあるようです。
■白・黒・グレー
落ち着いた色味のイメージは必ずしも良いものではありませんが、目立たせたいところにオレンジや赤を使用することで容易に強調することができるメリットがあります。
■レッド
行動を促す効果があると言われるので、スーパーのチラシ等では強調色として多く使われています。
銀行や金融機関でも多く使われている色です。
白をベースにロゴやリンク色を赤にすることで強調するケースが多いようです。
■オレンジ
暖かい印象をもたらすオレンジは飲食店や住宅関係で使用されることが多いようですが、逆に、地味だったり暗いイメージの業種に利用しても効果的でしょう。
■イエロー
楽しい雰囲気を出したいときや、黒と併用して注意喚起を促す際にもよく利用されます。
こちらも飲食店に適した色と言えるでしょう。
■ブルー
誠実な印象を与えるブルーはコーポレートサイトでの採用率が非常に高いです。
空や海といった爽快なイメージがある一方で、「ブルーな気持ち」といった不安なイメージを持つ方もいるので、ビビッドな青よりは柔らかな青を使用したほうが良いでしょう。
■パープル
紫は優雅・神秘的といったイメージを持つ色なので葬儀関連や宗教法人、ブライダルといった業種が採用することが多いようです。
■ピンク
やさしいイメージを持つため、女性や赤ちゃんと関連のある業種で使用される傾向があるようです。
病院やブライダル関連にも適していると思います。
このように色には効果やイメージがありますが、色の組み合わせによっても与える印象は変化します。
サイトリニューアルや立ち上げの際には、ぜひご相談ください。