知っておきたいコンバージョンのこと
- 2019.04.18
コンバージョンとは、ウェブサイトにおける最終的な成果のことを指します。
「ウェブサイトからお問い合わせが欲しい」「ウェブサイトを見て店舗に来て欲しい」などそのウェブサイトの目的のことです。
コンバージョンをより効率的に獲得し、最大化することがそのウェブサイトの成功と言えます。
コンバージョン率を上げるために本格的に取り組もうとすると心理学的要素が多く、中々手が出しづらい分野でもありますので簡単な例を幾つかご紹介します。
■お買い得感を上げる
3万円のサービスまたは商品があるとします。
1.他社より低価格をアピールする
2.年間一日あたり100円以下をアピールする
この場合、「2」を選択した方が効果が出ると言われています。
これはPAD(Pennies-A-Day)効果と呼ばれ、フィットネスジムや健康食品等でよく見かける方法です。
ポイントは商品自体を安く見せるのではなく、お客様に費用対効果が高いと思っていただくことです。
■今欲しい!と思って貰う
これはスーパーやテレビショッピングなどでよく見かけるのではないでしょうか。
1.今だけの限定商品
2.時間(期間)限定の値引き
3.今なら1個買うともう一つプレゼント
ポイントは上記のように「今、買う必要がある」という合理的な理由を明示してあげることです。
限定商品と言いながら、いつも普通に買えるのであれば購買意欲はなくなります。
■すぐに得られる満足感を与える
食べたいお菓子があるとして、2年待ちでも予約するでしょうか。
プレミアム感を出すことで商品の価値を上げる手法はありますが、コンバージョン的には効果は限定的です。
1.注文の翌日に届くことをアピール
2.問い合わせをしたら、すぐに対応してくれた
3.ウェブサイト内にある程度、閲覧者が探しているであろう答えを記載する
大きな満足感よりも、すぐに得られる満足感を与えてあげましょう。
■タダより安いものはない
下記のような文章はよく目にすると思います。
1.5000円以上の購入で送料無料
2.スーツ1着目を購入すると2着目が無料
3.大盛り無料サービス
ポイントは「無料」という言葉を用いながらも商品自体は無料にしないことです。
くれぐれもご注意いただきたいのはコンバージョン率やアクセス数を上げるために虚偽の記載は絶対にしないことです。
消費者は必ず見抜きますし、見抜かれれば会社・サービスの信用は地に落ちます。
「お客様の声」のようなページでご自分の意見を書くのもお勧めできない行為です。