体の動きから本音を見抜く方法
- 2019.11.25
商談や接客のときに使える、相手のちょっとした動作などから心理状態を把握する方法をご紹介します。
(1) 目の動き
もし、話に興味がある場合には視線は縦に動きます。
こちらの頭や胸の辺りを中心に話を聞きながら縦方向に動きます。
興味がなかったり、不安や緊張感がある場合には視線は左右に動きます。
(2) 口元
話に興味がある場合には口が軽く開いて歯が軽く見え隠れしているはずです。
反対にぎゅっと閉じた口元は興味がない、あるいは不安や緊張感の表れです。
その不安や緊張感がピークになると唇はさらに内側に入ります。
(3) 鼻
ウソをつくと人は緊張感が高まります。
すると、ノドとともに鼻の粘膜まで乾くのでつい手が鼻にいきます。
そのため、しきりに鼻に手がいく場合もウソをついている可能性が高いといえます。
(4) 足
顔から離れるにつれて無意識が出やすくなります。
そのため、つま先の向きに注意しましょう。
つま先が向いている方向が興味のある方向になります。
つま先があなたから外れてドアの方に向いていたなら、早くその部屋から出たいという気持ちの表れです。
また、人は不安、不快感、恐怖を感じている場合やあるいは何か失敗を解消しようとしている場合は「なだめ行動」と呼ばれるしぐさをします。
それは手がのどもとに触れたり、女性の場合であれば首もとのネックレスを手でもてあそんだりします。
額をこする。手でしきりに首や頬、顔に触るとか、ひざをこするといったしぐさはなだめ行動と見ることができます。
いかがでしょうか。
人の本音は言葉以外の動作に現れます。
交渉相手の動作から心理状態の変化を推測してみてはいかがでしょう。