理想の人になり切ると自信がもてるようになる
- 2019.12.19
うつむきながら内股気味で、少し猫背な姿勢での話し方。
足を肩幅に広げて立ち、視線を上げて、胸を張り、両手を大きく開きながら、笑顔で、大きめの声での話し方。
一目瞭然で後者のほうが話す内容が相手の心に伝わります。
自信をもって表現する。
実はこれが相手を説得するとても大切な要件になります。
米国大統領を務めたバラク・オバマ氏も、大統領にまで登りつめる過程で学んだ最も大事なことは「常に自信をもって行動する」ことだと言っています。
そうは言っても、普段から「常に自信をもって行動する」ことは簡単ではありません。
特に若い頃は自分に自信がもてなくて、人前での言動に悩まれる方も多いと思います。
一所懸命に仕事をして、それが多くの人に認められれば自分に自信がもてると考えがちですが、仕事で成果を上げたとしてもなかなか自信を持てるようにはならないものです。
この考えは「DO→HAVE→BE」の考え方です。
「行動する DO→手に入るHAVE →理想の自分になるBE」という流れの自分に自信をもつためのプロセスです。
理想的には早くBEになる、つまり、「理想の自分として振る堺うBE → そのように行動するDO→それが手に入る HAVE」という流れをつくることです。
そのために活用したいのが「モデリング」です。
モデリングとは目標となる人や理想の人を真似することです。
形からでよいのです。
自分の目標となる人や理想の人を頭の中に思い浮かべ、その人の話し方、身振り、手振り、しぐさ、表情などを真似するのです。
その人ならこんなときどうするかを考えて、そのとおりに真似するのです。
モデリングする対象は上司でも恩師でも先輩でも、好きな芸能人でも、歴史上の人物でも、好きな小説の登場人物でも、漫画の主人公でも誰でもかまいません。
BEに至れば、プレゼンや交渉に自信がもてるようになるでしょう。