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世界最初のバブル経済

2020.01.28

世界最初のバブル経済

17世紀のネーデルラント連邦共和国(現在のオランダ)において、当時オスマン帝国からもたらされたばかりだったチューリップ球根の価格が異常に高騰し、突然に下降した期間がありました。

これが記録に残された最初の投機バブル(またはバブル経済)と言われています。

チューリップは当時のオランダ人にとって、富の象徴とされ、高値で取引されるようになりました。

オランダは平地で土壌が肥えているため、花を育てるのに最適な地形をしており、花壇の中央に高価で貴重なお花を植えて、風景の中で色彩を際立てることで自分の富を誇示していました。

その後、チューリップ収集家が現れ、品種を花の色で分類し、希少性でランク付けをしながら富の象徴としてチューリップ収集を楽しんでいたようです。

チューリップは、短期間で育てるのは難しい花であることに加え、普通の花には見られない独特の性質があります。

それは赤や黄色の普通のチューリップが、翌年に突然白と赤が複雑に混ざり合った模様(もよう)になったり、炎状や羽状の模様になったりすることです。

こういった模様の突然変異はウイルスが原因で起こるのですが、それが判明するのは19世紀。
そのため、当時の収集家は病気の球根を高値で取引していたことになります。


チューリップ・バブルのピーク時の1637年には、1個当たり、熟練した職人の年収の10倍以上の価格で販売されるチューリップ球根も複数存在したと言われています。

球根1個に対し、12エーカー(5ヘクタール)の土地との交換が申し出られたとも言われています。

このような投資家の多くはチューリップ価格の下落により破産し、オランダの商業は大打撃を受けたとも記述されています。

ただし、1630年代の経済データは限られているため、その多くはバイアスがかかり推測を多く含んだ情報のため、投機的な熱狂ではないと考える研究者もいます。


そして、このチューリップ・バブルはたった1年程で弾けます。
バブル崩壊後、数十年間にわたり、球根価格が下落し続けることとなります。

理由は色々と推測されているのですが、真相はよく分かっていません。

こういったところも現在の経済とよく似ていますよね。

現在では、オランダと言えばチューリップ、というイメージを持つ方も多いと思いますが、紆余曲折、様々なことが起こった結果だと思うと感慨深いですね。

史実や現在の研究とは少し異なるものの、このような映画もあるので気になった方はぜひ。

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