日本一短い川の長さ
- 2022.09.30
日本の河川は「1級河川」と「2級河川」に分けられます。
簡単にいうと、「1級河川」とは、私たちの暮らしを守り、産業を発展させるうえで特に重要な関わりをもつ河川のうち、国が管理しているもの。
「2級河川」とは、「1級河川」以外の河川のうち、都道府県が管理しているもののことです。
日本一長い信濃川はいうまでもなく「1級河川」です。
さて、では「日本一短い川」はどこの何という川でしょう。
答えは、和歌山県にある2級河川、その名も「ぶつぶつ川」。
水源は湧き水で、地下から水が湧き出るとき、泡がぶつぶつと出てくる様子から名前が付いたといわれています。
その長さは、たったの13.5メートルしかありません。
水源から湧き出た、川幅約1メートルのか細い流れは、すぐに近くの粉白川に流れ込むため、あっという間に終わってしまいます。
それでも、2008年10月、県によって2級河川に指定され、日本最短の川となったというわけです。
ちなみに、日本最長の2級河川、日高川があるのも偶然ですが和歌山県です。