地球は毎年5万トン小さくなっている
- 2023.11.09
一方、ヘリウムや水素などの軽いガスを宇宙空間に放出することで、年間約5万トンの質量が失われると言われています。
これらを合計すると、地球の質量は年間約5万トン小さくなっているか、むしろ少し増えている可能性が考えられます。
しかし、これらの変動は地球の総質量(約5.972 × 10^24キログラム)と比べると微小であり、日常生活や地球の全体的な動きには影響しないと考えられます。
確かに、もし減少が続くと、未来には重力や地球の回転、大気の状態に変化が起こるかもしれません。
もちろん減り続ければ、ずっと先の未来では重力の変化、地球の回転の変化、大気が逃げやすくなるなどの懸念が出てきますが、2000万年に1回は地球上の生物を絶滅させかねない隕石の落下があると言われていますので、地球が小さくなり続けたりはしないでしょう。