ノングリッドデザインとフラットデザイン2.0
- 2019.06.14
■ノングリッドデザイン
ノングリッドデザインとは、要素をあえて不規則に配置したりする事で、リズム感を生み出すようなデザイン手法の一つです。
グリッドデザインとは対照的で、デザインに遊び心があり、見ているユーザーにも楽しい印象などを与えられるデザインとなります。
このノングリッドデザインに対してグリッドデザインとは、要素を規則正しく整列させる事で、美しく見せるデザイン手法になります。
ただし、ノングリッドデザインはある程度の見づらさを内包することになるのでコーポレートサイト等には向かないかも知れません。
■フラットデザイン2.0
フラットデザインとは、余計なシャドウや装飾を排除して、シンプルで美しく洗練された印象を与えるデザイン手法になります。
iOSで採用された事から、一気に広まり、今ではよく見慣れたデザインになりました。
ただし、フラットデザインはそのシンプルさが逆にユーザービリティに影響を与え、どこがボタンなのかが認識しずらいなどの課題も残りました。
フラットデザイン2.0は、平たく説明すると「フラットデザインの良さを残しつつ、かつフラットデザインのルールに縛られないデザイン」となります。
例えば
・ドロップシャドウ
・グラデーション
・柔軟な色使い
・マイクロインタラクション
・パララックス
といったことを積極的に取り入れていく、ということです。
これまでは余計だとされてきたシャドウや装飾などを、フラットデザイン2.0では積極的に取り入れて、ユーザビリティの向上を考慮されたデザインとなります。
シャドウ以外にも、グラデーションやアニメーションを使う事で、従来のフラットデザインの印象を損なうことなく、かつユーザビリティを高めているので、より美しく分かりやすいデザインとなっています。