無料サービスの考え方
- 2019.06.18
フリーのモデルには4つの考え方があると言われています。
■フリーミアムモデル
フリーミアムとは、基本的なサービスや製品は無料で提供し、さらに高度な機能や特別な機能については料金を課金する仕組みのビジネスモデルのことです。
無料サービスで広く顧客を集めて、その一部が有料サービスをりようすることによって収益を上げます。
ウェブサービスやスマホの基本無料ゲームがこれに当たります。
■直接的内部相互補助モデル
一つ買えば二つ目は無料、といったケース。
人は「無料」という言葉に惹かれる傾向があるため、単なる値引きより効果的とされています。
■三者間市場モデル
消費者が無料で得るために広告主が費用を払うビジネスモデルのことです。
テレビやラジオ、ITの世界でも最も一般的なフリー戦略モデルです。
■非貨幣経済モデル
注目(トラフィック)と評判(リンク)という金銭以外のインセンティブによって成り立つモデルのことです。
WikipediaやSNS、Amazonレビューなどがこれに当たります。
従来からある試食や無料サンプルもフリーミアムの一部ですが、IT化の隆盛によってフリーミアムモデルも変化しています。
■従来のフリーミアム
従来の無料サンプルは、販売促進用に化粧品や飲料のサンプルを配っていましたが実費が発生するので、メーカーは少量で消費者を引きつけ、より多くの需要を生もうとしました。
現在でも有効な手段ですが、徐々に減ってきていると言われています。
■デジタル製品のフリーミアム
デジタル製品は複製のコストが極めて安いため、大量の無料サンプルを配布し、その10%程度の人が有料サービスを使うことで90%の人が無料でも全体として収益を上げられるようになったと言われています。
いかがでしょうか。
無料サービスを展開するためには少なからず費用が発生するものですが、事業に余裕があれば試してみても良いかもしれません。
弊社のホームページ無料相談のように、ほとんど費用が掛からないものもありますし。