WebコンテンツのAIトレーニング利用を制御する新機能「Google-Extended」をGoogleが発表
- 2023.10.05
Googleは「Google-Extended」という自分のウェブサイトの情報をAIトレーニングに対して許諾しない方法を発表しました。
これによりWeb制作者は自身のサイトコンテンツをGoogleのAIモデルトレーニングから除外できます。
この機能はrobots.txtを通じて利用され、そしてGoogleのクローラーによるスクレイピングとインデックス化は継続されますが、コンテンツのトレーニング利用は回避されます。
将来的には、他のAIモデルプロバイダーもこの機能を利用できるようにする計画です。
同様に、OpenAIもWebクローラーによるWebサイトへのアクセスをブロックする方法を紹介しています。
さらに、ソーシャルブログメディアの米Mediumは、AI企業がMediumのコンテンツをAIのトレーニングに利用することを「ブロックするために可能な限りのことを行う」と発表しました。
Mediumは、AI企業が無断でコンテンツをトレーニングに利用するのはライターから価値を搾取することだと主張し、最終目標はMediumのライターに代わってAI企業から対価を得ることだとしています。