ゴキブリが3億年も生き残れた理由
- 2023.02.11
ゴキブリの生命力にはあきれるばかり。
ゴキブリ捕りを仕掛けようが、スリッパでたたこうが、絶滅することがありません。
どこからともなく次のやつが出現。
部屋のすみっこや天井をうろつきまわっているのを見ると、この世で最もしぶとい生き物だといわれているのにもうなずけます。
ゴキブリの歴史はなんと3億年。
人類が誕生する2億9700万年以上も前から、地球上をウロウロはいずりまわっていたわけです。
その間に数多くの生物が絶滅に追い込まれたことを考えると、ゴキブリの生命力にはただならぬものを感じてしまいます。
この強さ、どうやら食生活に秘密があるようです。
ゴキブリのエサとなるものは、驚くほど幅広いのです。
人間の食べものや生ゴミはもちろんのこと、排泄物、毛、爪の切れ端、アカやフケ、さらに本の背表紙の糊、機械油まで食べてしまいます。
人が常識で考える「エサ」の範囲を超えた、すさまじい悪食ぶり。
これなら、どんな状況下に置かれても食べものに困ることはなく、なるほど滅びないわけです。