SXOという視点
- 2019.04.24
多くの方がウェブサイトへの訪問者を増やすためにSEO対策を行っていると思いますが、SEOに注力するあまり、コンテンツの質が落ちてしまうことがあります。
そこで生まれた考え方が、検索順位を上げながらコンテンツの質も保つSXOと呼ばれる手法です。
■SXOとは
SXOとは「Search Experience Optimization」の略で、「検索体験最適化」を意味します。
・ユーザーが検索したキーワードに対して正確で信頼性のある情報が提供出来ているか
・ユーザーが見やすく使いやすいデザインになっているか
ということです。
つまり、コンテンツの質が最も重要である、という考え方と言えます。
■SEOとSXOの違い
SEOが検索エンジンを対象としているのに対し、SXOはユーザーを対象としています。
ユーザーが求めている情報が掲載されているか、見やすく使いやすいデザインになっているかが重要になってきます。
SEOとSXOは、はっきり別れているわけではなく、SEOそのものがSXOに変わっていく過渡期と言えるかも知れません。
■具体例
ユーザーが求めている情報にぴったりのコンテンツを提示できればSXO的には成功です。
しかし、かなり曖昧ですよね。
例えば、「歴博 アクセス」と検索して、歴博の歴史や今の展示内容が表示されても、ユーザーが求める情報とは異なります。
実際には「歴博 アクセス」と検索すると、ちゃんと交通アクセスが表示されるのでSXO的に成功していると言えます。
いかがでしょうか。
これまでのSEOだけでなくSXO的視点を持って運用していくことをお勧めします。