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フィンランドの国民的作家、トーベ・ヤンソンが生み出したムーミン。

あなたは、ムーミンの身長はどれくらいだかご存じでしょうか。

見た目がカバに似ているのと、一見人間のように見えるミイやスナフキンの身長と比べてみて、1メートル20センチくらいかな、と思っていませんでしたか。

ムーミンの身長について、ヤンソンさんはこういっています。

「電話帳くらいの大きさ」

フィンランドの電話帳は日本と違って大きさが1メートルを超えている、ということはいっさい無くて、高さはせいぜい30センチくらい。

キティちゃんの身長は「リンゴ5個ぶん(つまり50センチ弱くらい)」、ピカチュウは身長40センチですから、ムーミンのほうがさらに小さいというわけです。

もちろん、ミイやスナフキンも人間よりずっと小さい。

ちなみにムーミンとは固有名詞ではなく、ムーミンという種族の呼び名です。
だからムーミンパパも子どものころはムーミンと呼ばれていたのです。

なお、ムーミンはよくカバ、ではなく、妖精だと間違われることがありますが、ヤンソンさんは「動物でも人間でもなく、もちろん妖精でもない。しいていえば「生きもの』でしょうか」と語っています。

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