新幹線のレールにつなぎ目が少ないのはなぜか
- 2023.04.13
普通の線路には、決められた長さごとにつなぎ目があります。
そのお蔭で、ガタンガタンと規則正しく音がして揺りかご代わりになるとかならないとか。
列車の窓から駅弁を買うのと同様、のどかな昔の汽車旅の風景です。
ところが、新幹線のレールは何百メートルもつなぎ目がありません。
スピードを出すためには、つなぎ目が少ないほうが都合がいいからです。
しかし、どうやってこんな長い線路を運ぶのでしょう。
まず、25メートル単位のレールが工場でつくられ、それをトロッコで在来線を使って浜松などにあるレールセンターに運びます。
ここで溶接して200メートルのレールにしてから、終電のあと、新幹線の線路で現場までび、1000~3000メートルに溶接して取りつけるのだそうです。