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レスボス島のサッフォーをご存じか

2023.05.21

レスボス島のサッフォーをご存じか

「レズビアン」の語源ともなったレスボス島出身のサッフォー(前630頃~前570頃)は、古代ギリシアの詩人で、詩や音楽を指導しました。

サッフォーの恋愛詩で現代に残っているものはごくわずかですが、彼女の作品は古代で人気を博し、ギリシアや古代ローマののちの詩人たちに多大な影響を与えました。

実際、サッフォーの評判は非常に高く、死後数百年後にプラトン(前427頃~前347)はサッフォーを「十番目のミューズ」と評しています。

これは、ギリシア神話で崇められている、芸術と文学をつかさどる九人のミューズ(女神)になぞらえたものです。

また、「髪はスミレ色で、純真で、ハチミツのように微笑むサッフォー」と称賛した古代の人物もいるほどです。

近年になってサッフォーの叙情詩の何篇かの断片が再発見されたことから、彼女は同性愛を題材にした西洋史上最初の作家のひとりとして、再び世の注目を浴びました。

サッフォーの作品の新しい翻訳も出版され、また、彼女の生涯を描いた小説も執筆されています。

出身地のレスボス島は、同性愛女性の旅行先として人気を呼ぶようになっているとか。

サッフォーはエーゲ海にあるレスボス島で生涯のほとんどを過ごしましたが、一時期シチリア島に逃れていたらしいとの文献もあります。

レスボス島のエリート階級の出ではないかとされ、少なくともふたりの兄弟がいました。

クレイスという名の娘をもうけていたという話もあります。

愛とエロティシズム、嫉妬、憧憬に満ちたサッフォーの詩は、主に女性がターゲットですが、男性に向けたものもいくつかあります。

例えば、自分が恋焦がれる女性が男性と一緒にいるところを見たときの嫉妬心を、ある詩でこのように鮮烈に表現しています。

「冷たい汗が震える私を包みこむ、全身汗に包まれ私はどんなに青い草よりも青ざめる」

サッフォーの死後、彼女の詩は九冊に編纂され、オウィディウス(前43~17頃)やカトゥルス(前84頃~前54頃)らの詩人も彼女の作品を読みました。

しかし、サッフォーの原稿の大部分は、ギリシアの古典の多くが失われた中世において破壊され、完全な形で残っているのは『アフロディテ讃歌』のみとのことです。

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